「小さくていいからマイホーム」の夢

主人と私は結婚前から、小さくていいから一戸建てのマイホームが欲しいと願っていました。

結婚と同時に家探しを始め、たまたま入っていた広告で新築激安の一戸建てを見つけ、その週末に不動産屋さんで話をすることになりました。

話を聞いたところ、激安の理由は建築条件付きで、建て替えが不可能な事でした。そこはすぐに諦め、次の激安新築一戸建ての建設予定地を見に行きました。

そこは驚くほど入り組んだ場所で、我が家の車が駐車できない事が判明したのです。これも即諦めとなり、傷心の中、不動産屋会社に戻りました。

不動産屋さんが気を利かせて他の物件も紹介してくれましたが、いいと思う物件はやはり高いです。そんな中、不動産屋さんが「あっ、これ昨日200万下がったばかりだった」と仰い、主人も私も目が輝きました。

かなり私達の希望に近い条件ですが、中古で築10年でした。家探しを始めた頃は、絶対新築にこだわっていましたが、条件が難しい新築を連続で見たせいか、築10年の家は住環境も良く、家の構造も理想的でした。

即決の気持ちでしたが、ここは大きな買い物ですので一晩寝かす事にしたのです。不動産屋さんにもその旨を伝え、翌朝気持ちが変わらなかったので、電話しようとしたら、不動産屋さんから電話が入りました。

「他にも見学にみえた方がいて、今なら手を打てますが、他の人が先に着手したら手遅れになります」という連絡でした。思わず「決めます」と即答しました。一晩寝かす時間もないほど人気だった様です。主人も私も即決タイプで良かったと思いました。

実際住んでみると、前住人から聞いた通り、近所の人が本当に良い人で、とても心地良いです。住環境が素晴らしく、徒歩圏内で生活全てが便利ですので、ペーパードライバーの私に住みやすい場所でした。

新築へのこだわりを捨てたら、他は全て理想通りの一戸建てマイホームを手に入れる事が出来たのです。譲れないポイントを絞るのも重要ですが、条件外の物件も見てみると、本当に大切なものが見える事があります。